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リモートワークを取り入れる際に役立つ厳選本3冊
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テクノロジーの発達や私たちの価値観の変化を背景に近年、「リモートワーク」に注目が集まっています。

そこで本記事では、読者の皆さんがリモートワークをご自身の仕事や会社で取り入れていく上で手引きとなるような「3冊」をご紹介したいと思います。この3冊は、リモートワークをテーマに本誌が主催した50名を超えるワークショップの参加者が推薦し、その中から編集部が厳選したものです。

『How Google Worksー私たちの働き方とマネジメント』エリック・シュミットら著

『How Google Worksー私たちの働き方とマネジメント』エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル、ラリー・ペイジら著、土方奈美訳(日本経済新聞出版社)
『How Google Worksー私たちの働き方とマネジメント』エリック・シュミット、ジョナサン・ローゼンバーグ、アラン・イーグル、ラリー・ペイジら著、土方奈美訳(日本経済新聞出版社)

グーグル現会長で前CEOのエリック・シュミット氏と、前プロダクト担当シニア・バイスプレジデントのジョナサン・ローゼンバーグ氏らが、共同創業者の2人、ラリー・ペイジ氏とセルゲイ・ブリン氏との会社経営を通じて学んだ教訓を紹介する一冊。

彼らは、ますます急速に変化するビジネスの世界で成功する最良の方法は、優秀な人材(スマート・クリエイティブ)を惹きつけ、彼らが大きな目標を達成できるような環境を与えるとしていますが、本著ではそのための、まさに ”グーグル流” の方法が披露されています。

優秀な人材の活発な交流がビジネスの原動力になっているという一面を知ることができ、「エリートの仕事も結構泥臭いな」という印象を受けた。基本的には「密集系」ではあるが、「リモート系」のエピソードも散りばめられており、つまるところ、重要なのは「どこで働くか」という形式的な問題ではなく、「どう働くか」という心構え・理念の置き方なのではないか、ということを示してくれた。(20代・男性・鉄鋼業界)

『虚妄の成果主義』高橋伸夫著

『虚妄の成果主義』高橋伸夫著(日経BP)
『虚妄の成果主義』高橋伸夫著(日経BP)

経営学・経営組織論を専門とする気鋭の東大経済学研究科教授である著者が、日本企業が「成果主義」へと移行する過程とその失敗を、経営組織論の最新の定説とさまざまな企業現場のエピソードを交えて紹介する一冊です。

旧来型大企業の評価システムについて理解を深めるという観点から、大企業がいかに「年功序列」を「成果主義」に切り替えようとし、失敗してきたかを述べた本です。リモートで働く上で成果主義の導入は不可欠な課題になると思いますので、勉強して損はないと思います。(20代・女性・コンサルティング業界)

『ピクサー流、創造するちからー小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法』エド・キャットムルら著

『ピクサー流、創造するちからー小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法』エド・キャットムル、エイミー・ワラス著、石原薫訳(ダイヤモンド社)
『ピクサー流、創造するちからー小さな可能性から、大きな価値を生み出す方法』エド・キャットムル、エイミー・ワラス著、石原薫訳(ダイヤモンド社)

『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』など世界的になヒット作で知られる、映画製作会社の「ピクサー」。その共同創業者で、親会社のディズニーアニメーションではあの『アナと雪の女王』も手がけたエド・キャットムル氏らが、ピクサー流のアイデアの育て方や創造的な組織づくりの秘密を明かした一冊です。

今回のテーマ「エクストリームワーク」のキーワードである「リモートワーク」とは対照的な、チームが密集する働き方の効用が紹介されています。一冊目の『How Google Works』とあわせて読んでいただくことで、さまざまな働き方が実践されていることを知り、その中から自分に合うものを見つけるためのヒントを得られるかもしれません。

あとがきには経営陣として参画していた故スティーブ・ジョブズ氏とエド氏との交流、またジョブズ氏が亡くなる直前のエピソードも記されています。そちらも必読です。

密集していないとできない、創造的な「ブレイントラスト」という方法が紹介されています。(40代・男性・IT業界)

エクストリームワークについて思考をめぐらせるための題材として、ほかにも以下のような書籍がワークショップの参加者から推薦されました。

『仕事。』川村元気著(http://goo.gl/6Oexpw

『電車男』『告白』『悪人』『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』などヒット作を手がけてきた映画プロデューサー 川村元気氏が、秋元康氏、宮崎駿氏、糸井重里氏、坂本龍一氏ら、仕事で世界を面白くしてきた12人に仕事術を尋ねた一冊。

『あたらしい働き方』本田直之著(http://goo.gl/OexKsm

ベストセラーの『レバレッジ・シリーズ』などで知られる著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEO、日本ではカヤック、スタートトゥデイ、チームラボなど先進企業が実践する「古い価値観や常識に縛られないあたらしい働き方」をまとめた一冊。

『えんぴつの約束――一流コンサルタントだったぼくが、世界に200の学校を建てたわけ』アダム・ブラウン著(http://goo.gl/4hEqLQ

著者は、1983年生まれ、経営コンサルティングの名門 ベイン&カンパニー出身で、世界の貧困地帯に学校を建設するペンシルズ・オブ・プロミスの創設者兼CEO。彼がインドの貧しい少年との出会いをきっかけに、現在携わる事業を志向し、実現していくノンフィクションのストーリーが描かれています。

 

いかがでしたか。個人・集団、時間、場所、評価制度、そしてキャリアを内包する生き方まで、多面的にご紹介しました。ピンと来た一冊から、まずはお手にとってみていただければと思います。

【 本記事の読者にはこちらもお薦めです 】
「オフィス」VS「リモート」世界の最先端企業に学ぶ未来の働き方8つの観点
現在起こっている働き方のシフトに対応するためにいま見直すべき指標をご紹介します。
https://mirai.doda.jp/theme/remotework/office-vs-remotework/

[文] 岡徳之

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