ログインして記事ブックマーク、コメント投稿などすべての機能を使う。

close

LIBRARY
いつの時代も変わらない、はたらく上で大切なことを教えてくれる名著5選
LIBRARY

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
BOOK MARK

自分のチームに新しい部下を迎え入れたり、もしくは自分が迎えられたりと、はたらく環境の変化をつい最近、経験された方もいるでしょう。

そんな自分や部下のキャリアについて思いをめぐらすことが増えるこの節目は、忙しいビジネスパーソンにとって「はたらく上で大切にすべきこと」を問い直してみる良いタイミングかもしれません。

『“未来を変える” プロジェクト』は、各業界で活躍するビジネスパーソン約50名をお招きし、このテーマについて議論するイベントを開催しました。

今回は、そこに集まった方々が推薦する、はたらく上で生涯にわたって大切にしたい考えが詰まった書籍をご紹介します。

『好きなようにしてくださいーーーたった一つの「仕事」の原則』 楠木建 著

『好きなようにしてくださいーーーたった一つの「仕事」の原則』 楠木建 著 (ダイヤモンド社)
『好きなようにしてくださいーーーたった一つの「仕事」の原則』 楠木建 著 (ダイヤモンド社)

経済系ニュースサイト「NewsPicks」の人気連載『楠木教授のキャリア相談』を加筆してまとめた一冊。「現状には満足しているがこのままでいいのだろうか」「30代だが自分の適性がわからない」など、20〜40代のビジネスパーソンの悩みに答えた、50のキャリア相談の内容がまとめてあります。

相談に答えるのは、経営学者であり、人材開発の場面を数多く経験されてきた楠木建さん。相談に対して、そのまま答えを返すのではなく、ときには自身の若い頃の経験談を交えながら、答えを導き出すための考える軸を提示します。

例えば、「営業成績トップだったのに育休後降格を命じられた」女性に対して、「いきなり辞めるのではなく、上司に理由を説明させるのが先決。あなたの要求にどう応えるかが、上司のリトマス試験として有効」とアドバイス。「好きなようにしてください」で締めくくられるのが特徴です。

「画一的では駄目だ」と、いまの風潮に対して鋭い疑問を呈しています。読み物としても単純に面白いです(20代・男性・鉄鋼業界)

『キャリアショックーどうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるのか?』 高橋俊介 著

以前、本サイトでもご取材した慶應大学大学院教授で人事コンサルタントの高橋俊介さんが、キャリアを形成する上で大切にすべきことを体系的に論じた一冊。

キャリアを「高・低」ではなく、「幸・不幸」の観点から分析し、自分の動機や特性に基づいて形成していくほうが、幸せなキャリアにつながると、高橋さんはこの本で説きます。尊敬する著名人や上司など、自分ではない誰かほかの人になろうとしがち。そうではない、自分らしいキャリアを切り開く方法を学べます。

がむしゃらに仕事をやる時期、そうでない時期など、いろいろなワークスタイルがあることをこの本から学びました。また、転職のきっかけにもなりました(30代・女性・IT/Web業界)

『仕事は楽しいかね』デイル・ドーデン 著

『仕事は楽しいかね』 デイル・ドーデン 著、野津智子 翻訳(きこ書房)
『仕事は楽しいかね』 デイル・ドーデン 著、野津智子 翻訳(きこ書房)

著者は、アメリカの人気コラムニストで、マクドナルドや3M、P&G、コダックなど、世界的な優良企業を顧客に持つマーケティングリサーチ会社の創業者。本書は、将来への希望もなく日々仕事に追われる主人公が、空港で偶然出会った老人のアドバイスに自己変革のアイデアを見い出していく物語です。

「目標を立てるな」「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守れ」など、そこに並ぶ一見意外なアドバイスには、仕事において自分たちが大切にすべきことの真意が込められています。自分の現状をもっとよくできないかと難しく考えてしまっている方に、意識改革のヒントをもたらしてくれるでしょう。

自分の仕事観を作ったから(40代・男性・ベンチャー)

『エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする』グレッグ・マキューン 著

仕事を多数抱えてしまっている「忙しい」人にこそ読んでほしい一冊。本当に重要なことを見極め、仕事の質を高めるための方法論を教えてくれます。

「より少なく、しかしより良く」を追求するために、「捨てること」を重要視する題名の通りのエッセンシャル思考について読み進めることで、捨てる基準が見えてきます。読み終わった頃には、身軽になり、自分がいま何に集中すべきかがはっきりと見えてるかもしれません。

ビジネスにかぎらず、自分にとって大事なことは何かを考える習慣が身につき、軸を作ることができます(30代・男性・IT業界)

『自分の中に毒を持てーあなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎 著

『自分の中に毒を持てーあなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎 著(青春文庫)
『自分の中に毒を持てーあなたは”常識人間”を捨てられるか』岡本太郎 著(青春文庫)

「DODA」のテレビCMにも登場する芸術家、岡本太郎さんが亡くなる3年前に書いた遺書的な一冊。

「昨日はどうだったかとか、明日がどうなるかなんてことは、考えちゃだめなんだ。その瞬間に、燃え上がらなければいけない」。岡本さんのこの言葉にも表れている、何かを生み出すために自らを追い込むことの必要性をあらためて思い出させてくれます。

きっと岡本さんは、芸術家に対してだけ語っていたのではないですね。他の4冊とは毛色の異なる、力強さが感じられる本著。現状を打破したい人を勇気づけてくれることでしょう。

その他、紹介されていた書籍

イベント参加者からはこのほかにも、以下のような書籍が推薦されました。

  • 夜と霧
  • アルケミストー夢を旅した少年
  • 原っぱと遊園地―建築にとってその場の質とは何か
  • イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
  • 嫌われる勇気ーーー自己啓発の源流「アドラー」の教え
  • スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?:アスリートの科学
  • U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
  • 幸せをつくるシゴト 完全オーダーメイドのウェディングビジネスを成功させた私の方法

いかがでしたか。ご自身の関心にそうものから手にとっていただけたらと思います。ハッとさせられる気づきが得られるかもしれません。

【 本記事の読者にはこちらもお薦めです 】
▼社会的ネットワーク理論で考える「新卒1年目のはたらき方」
個人と企業が絆を築くメカニズムを深掘りします。
https://mirai.doda.jp/theme/essence/new-graduates/

[文] 赤江龍介・岡徳之

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
BOOK MARK

いいね!していただくと
最新記事をお届けします。

コメントを送る

関連する記事

連載一覧を見る

タグ

タグ一覧を見る