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転職は、我慢も勇気も必要

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キャリアの大きな転機となる「転職」。では、これからの転職ではどのような視点を持つべきなのか。数々の転職やキャリア相談を受けてきた、元大手コンビニエンスストアで企画部門のマネジャーを経験された48歳の方に「これからの転職で大事なこと」について寄稿していただきました。

PROFILE

A氏(48歳)
A氏(48歳)
(インテリジェンス i-common登録)
飲食、小売業界の企画部門での経験をもとに、現在は地方の中小規模の小売りを中心にフリーの企画アドバイザーとして活動。出店戦略やブランド戦略に関しても支援。また、地方の大学と協力し産学連携による産業活性にも力を入れている

新卒で入社し、1年半でギブアップ

私は今のフリーのコンサルタントとして活動するまで、2度の転職をしています。

一度目に転職をした背景は、お恥ずかしながら「我慢ができなかった」というのが主な理由です。新卒で入社したのは、メガバンク。私が新卒入社した頃の1990年代はまだ「バンカー」という言葉が恰好の良い時代でした。銀行・金融業界ではたらくことが私にとってステータスを感じる一番の業界だったということで入社しました。

ブランドだけで入社を決めた私は、仕事内容に関する興味はなかったので、入社後まったく仕事の面白みを感じることができませんでした。その環境で1年半ほど過ごしましたが、あくまで私の主観という意味で、「面白みを感じることができない仕事」をこのままダラダラと続けていくことに我慢できず、退職することにしました。

ブランドの商品を購入したことに満足感を得て、商品を使うことには興味がないという感覚と似ているかもしれません。憧れの業界に入ったところで、私の満足度は満たされていました。

「とりあえず」が功を奏すことに

メガバンクを退職はしたものの次の仕事が決まっていたわけではないので、近所にあるという理由だけで大手ファミリーレストランの店舗でアルバイトをすることにしました。「とりあえず」のつもりで始めたのですが、気がつくと2年ほどはたらき続けていました。実感はなかったのですが、仕事場に行くのが苦痛ではなかったのだと思います。

当時のファミリーレストランは今ほど整ったシステムがなかったため、店舗ごとのサービスの統一性に欠けており、店舗ごとに課題に取り組んでいました。例えば、簡単なことで言うと店内に置くキャンペーンのポップを作ったり、フェアの企画を作ったりすることがそれに当たり、私はその企画の中心にいました。

仕事って楽しい

「社員にならないか」という誘いに乗ったのが、私の一度目の転職です。誘いを受けたときはどこかの店長を務めるものだと思っていましたが、入社後すぐに本部勤務となり、企画部門に配属となりました。

「会社員」というものに対して新卒での経験がトラウマとなっていたのか、しばらくは会社に通うのに緊張しましたが、前回と違うところは明確に「仕事が楽しい」と感じるところでした。

「職種」=「私の仕事」にしていきたいと強く思うようになり、飲食業界と似た業界ではありますが、2度目の転職としてコンビニチェーンではたらくことになります。正確にお伝えすると、企画職の仕事を探して、総合的に一番良いなと思ったのがコンビニチェーンでした。

ブランドで商品を買わない

私の最初の就職は、「業界」という憧れを買ってしまって中身をまったく気にしていませんでした。新卒入社の際は、今でも大手や業界で有名な企業というのが学生にとってブランドなのでしょうが、そこで満足を得た後を見据えるということも大事だと思います。

しかし、社会人経験がない中で判断するのは難しいのも事実なので、転職に関しては職種に対するこだわりを持つことが大切です。転職を考える際は社名だけで考えるのではなく、求人情報の職種の欄を注意深く読み、振り回されない程度にクチコミなど情報収集をすることです。

はたらき手が減少していく中で仕事は増え続けていきますが、その分あなたが楽しいと思える仕事内容にマスクがかけられることもあります。

これからの転職はブランドに惑わされることなく、職種に対するこだわりを持ち、またその仕事内容をしっかりと確認することが、これからの転職には必要になると思います。

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