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休日の過ごし方。趣味に打ち込める人間こそ信頼できる

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没頭できる趣味をもち、生活にメリハリのある方は、仕事もメリハリがあるといいます。今回は、大手家電メーカーで技術部門の役員、グループ会社の代表を務めた方に「ビジネスに効く休日の過ごし方」をテーマに寄稿していただきました。

PROFILE

元大手家電メーカー技術部門役員、グループ会社代表
元大手家電メーカー技術部門役員、グループ会社代表
(インテリジェンス i-common登録)
大手家電メーカーの技術部門でキャリアを形成。海外拠点の立ち上げにも参画し技術部門の役員を経験後、グループ会社の代表を務める。現在は、技術コンサルタントとして中小企業の支援を行っている

休日は、趣味に生きる

私の休日の過ごし方は生まれ育ったのが港町ということもあり、平日以上に早起きして海釣りに出かけていました。会社の同僚たちは仕事の付き合いでゴルフをする人であふれていましたが、私はかたくなに釣竿を離すことはありませんでした。

大学で上京して以来都会暮らしの私にとって、釣りは波音を聞くと幼少期の思い出が自然とよみがえってくる、ふとストレスフリーになれる瞬間でした。私のメインのターゲットはイカで、エギングと言われるジャンルのものです。釣りに興味のない方にとっては初めて聞く言葉でしょう。家族ができてからも月に1回、かならず釣りに出かけていました。残念ながら家族に賛同者はおらず、いい意味で私一人の趣味でした。

没頭して、何者でもなくなる瞬間

釣り人は静かです。魚が逃げるため、大声を出さないことがマナーだからです。波の音、船のエンジン音を風が運んでくる中、ひたすらにイカを追って一日を過ごします。仕掛けを変え、場所を変え、イカを追います。正直、これが仕事に活きるかというとまったく活きません。趣味は、あくまで趣味です。あるのは、会社の役職も関係なく、横にいる釣り人と同じただの釣り人になれる瞬間。これがなんとも心地よく感じられます。

職場の釣り仲間から得た学び

私が採用した中途入社の部下が帰りのエレベータの中で、「健康的な肌の色はゴルフ焼けですか」と、私に話しかけてきました。私が「釣りですよ」と回答すると、彼は「海ですか?河ですか」と意外な反応をしました。社内で初めての釣り仲間の誕生でした。彼と一緒に釣りに行く前夜に年甲斐もなくドキドキしたのをよく覚えています。

そうして何度か釣りに出かけるうちに釣り人としての、彼と私の違いが明確になりました。私は、毎回新しい仕掛けを試そうとします。それに対して彼は何かを変えることもなく、誰からアドバイスをもらうこともない、いたってマイペースな釣り人でした。そして職場では彼は着実に仕事をこなすタイプで、私はチャレンジを好む人間でした。

休日の過ごし方が充実している様子を見れば、自然と普段の仕事への姿勢も想像できます。釣り仲間の彼は革新的な何かを行うわけではないけれども周囲からの信頼はとても厚く、着実に仕事で実績をあげ、出世して上級の管理職のポジションに就きました。

休日の過ごし方から、仕事の姿勢をみることができます。なぜならば、「休日に自分のこだわりを持っている人間は、仕事にもこだわりが出る」からです。だからこそ、趣味にこだわりをもって休日を過ごしている方は、仕事でも信頼できる、というのが私の持論です。

皆さんはこだわりのある趣味を持っていますか。こだわりをもって、休日を過ごされていますか。

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