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転職に失敗しないために、退職時に気をつけること

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『“未来を変える” プロジェクト』では、記事の制作段階でさまざまな方と議論し、フィードバックをいただきながら制作しています。自分の実力がどれくらいのものなのか試したい。新たなスキルを身につけたい。そんなポジティブな想いをもって転職する方も多いでしょう。今の職場を円満退職できれば、次のステップへとさらに踏み出しやすくなるのは明らかです。今回は、外資系企業と国内メーカーでマネジメント経験のある今井さんに、「退職時に気をつけること」をテーマに寄稿していただきました。

PROFILE

今井征吉
今井征吉
(インテリジェンス i-common登録)
ドイツ・アメリカで勤務。IT企業で新規事業開発、事業再生、マーケティングを担当。その後、国内化学品メーカーにて事業再生、社内インフラの再構築マネジメントなどを手がけ電商戦略研究所を設立。現在、専門商社やWebマーケティング会社、海外コンサルティング企業、税理士法人、メーカーなどの支援に従事。

諸般の事由で退職することになった際に、今後のキャリアにつなげるために気をつけるべき点について自分の体験に基づいて紹介します。

まず、私の体験談を語る前に、会社を辞める際の一般的な事項を確認していきましょう。いずれにしても一宿一飯の恩と言いますか、今後のためにも現在の就労先の企業にはポジティブに接していくことです。離職したからといって永遠に関係が切れるわけではありません。

例えば、欧米では以前の上司の推薦状を求められるケースもありますので、縁を切らずに円満退職する意識が重要です。「自分のため」にも、少しでも前向きな形での退職することを目指しましょう。

では、具体的に退職時に注意すべきポイントを整理します。会社を辞める際に私たちと就労先に大きな影響を与える要素を挙げていきます。

  • 会社規模
  • 就業期間
  • 引き継ぎ期間

退職時に配慮すべき点 その1. 会社規模

まず、会社規模について。重要な点は、自分が抜けた穴を組織がどの程度許容できるのかという点です。会社規模が大きければ代替の人員もノウハウもあるでしょう。しかし、中小規模ですとどうしても抜けた穴は大きくなってしまいます。新たに人材を獲得して育成するにも時間がかかります。

このため、自分が辞める会社の規模がどの程度なのかをまず意識することです。私は中小企業と大企業とそれぞれ退職した経験がありますが、経験上、中小企業の場合は早い段階で上司に相談するべきです。

もちろん大企業だからギリギリで構わないという意味ではありませんが、相手の立場を考慮する姿勢は会社側だけでなく、将来の自分のためにもなる行為です。自己中心的な発想では未来につなげていくことはできません。

退職時に配慮すべき点 その2. 就業期間

会社規模の次に、就業期間について考える必要があります。例えば、入社2、3年目と比べ、10年選手の社員の離職はインパクトがあります。もちろん個々の能力や業務範囲という要素はありますが、長期間就労していれば自分の頭の中にしか入っていない知識が少なからず存在するものです。

だからこそ、離職する企業に就労した責任は、期間に応じて高まるという考えが必要です。私の場合は、役職的に広範囲の業務を担うポジションでしたので、まずは早期に上司に退職の相談を行いました。また、新たな人員が見つかるまで退職のタイミングを待っていました。

可能な範囲で構いません。退職について早めに上司に伝えることで、離職する企業との関係をプラスにすることができます。

退職時に配慮すべき点 その3. 引き継ぎ期間

最後に、引き継ぎ期間です。就労先でできることは、離職日までに限定されてしまいます。そこで、将来的なアシストになるのが引き継ぎです。引き継ぎのポイントは、できるだけ書面で行うこと。

メリットは、2つあります。

1つめは、引き継ぎを離職後も有効なものにできるという点です。離職前にできることはかぎりがあるのですが、マニュアル化までは行かないまでも、書面化することで将来への対応を行うことができます。

ただ、書面化をどの程度まで行えるかは職種によってもさまざまです。例えば、私の場合はマーケティングに関する事項で、現状でも記載できるものについて整理しました。デジタルマーケティング領域は変化が激しく、今の業務を書面化することは自ずと限界がありました。しかし、書面化することで私が退職後、すぐに問題が発生したということはなかったということを後で聞いています。

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