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成果を出す現場を構築するための重要な3つのポイントとは?

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現場でしか分からないこと、現場でしか見つけられないビジネスの種があります。こうした現場の気づきをビジネスに昇華させることが、変化の激しい時代においてますます大事になってきます。では、現場の気づきを放置せず、自発的にビジネスを改善や新しい起案につなげる自律した現場はどうすれば構築できるのか。数々の成果を挙げてきた黒川文雄さんに「現場力の向上と強化」をテーマに寄稿していただきました。

PROFILE

株式会社ジェミニエンタテインメント代表取締役(56歳) 黒川文雄
黒川文雄
株式会社ジェミニエンタテインメント代表取締役(56歳)
音楽、映画、ゲーム業界を経て、現在は映像、ゲームソフトのプロデュース業の傍ら各種顧問活動を多岐にわたり行う。エンタメ系勉強会「黒川塾」を運営開催中。コラム執筆も多数あり

成果を出す現場を構築するための重要なポイント

  1. 「理屈は捨てて、まずはやってみる」という実行力
  2. 「困難に立ち向かい、解決点を見いだす」という調整力
  3. 「成果と言う結果が出るまで根気よく続ける」という継続力

私は今まで7社の会社に勤務し、自身で2社を起業しています。それらすべての会社の基本的な業容はエンタテインメント系でした。自身で起業した1社は創業から5年目に売却し、2008年に再度起業し現在に至っています。現在の主たる業容は、エンタテインメント系コンテンツのプロデュースやアドバイスです。

過去にオンラインゲーム系のカードゲームコンテンツを立ち上げたときのことですが、ゲームシステムは斬新でしたが、導入に至るまでが難産でした。

スタッフの誰もが手探りで、すべて初めての事象ばかりでした。日々、起こる想定外のトラブルに一件ずつあたり、その作業と解決には導入から一年ほどかかりました。その間はさまざまな苦労を重ね、ビジネスの収益ラインには程遠いものを感じていました。

途中でサービスを止める選択肢もチラつきました。しかし、そこにお客さまがいるかぎり、できるかぎりの努力をして継続することこそが企業であり、サービスであり、エンタテインメントだというコンセプトの元、事業を継続していきました。

導入から一年半ほど経ったころ、ベンチマークとしていたオンラインゲームのサービスの登録会員10万人という数値に対して、私たちのサービスの会員は2万人でした。私はスタッフに「あと5倍がんばれば10万人だ、がんばって近づこう」と言いましたが、社員の中からは「5倍なんて無理ですよ」という声もありました。

しかし、その後も継続的にサービスの付加価値向上を継続していくことで3年かからずに10万人の会員数を超え、コンテンツの収益性も改善し、軌道に乗りました。まずは「やってみる」、そして「解決する」、さらには「より良いものを提供する」ということの繰り返しの結果だと思っています。

経営人材を目指す30代の方々へのメッセージ

今、私はすでに50代後半なのですが、この年齢になってもいまだビジネスや人生に悩むことや苦しむことがあります。そんなとき、たまたま入った書店で「ビジネス書」や「自己啓発本」を読んだり購入したりすることがあります。

しかし、それらを読んでいると途中で、「ああ、なんかこのくだり(内容)は以前に読んだなあ」とか、「結局、自分がやるしかないよね」という気持ちになります。すると、そのビジネス書を読むことは途中で止め、その本は書棚で永遠の眠りにつくことになります。それでも、そのような気づきをもたらしてくれたことや、その本との出会いがもたらしてくれた結果として、再度前を向いて歩くことができるのだと思います。

自分の人生と仕事を形成する上では、「ありがとう」と他者から言われる仕事や関わりを重要視しています。それがたとえ、私自身の目や耳に入らなくても、コンテンツやサービス、コラム、アドバイスなど、間接的であっても誰かの役に立てることが私にとっては重要なことなのです。

そして、それらを実現させるためには、先に挙げた「まずはやってみる」、そして「困難があれば調整する」。困難は一度避けても、またあなたの前にいつか形を変えて現れます。それだったら、今のうちに越えてしまいましょう。

そして、結果が出るまで根気よく続けること。諦めなければ終わりではありません。戦うべきは自身と位置づけて、自分探し・・・などの言い訳は止めて、まずは前を向いて進むこと、諦めずに続けることを考えてみましょう。

人生において誰にでも平等に持ち合わせているもの・・・お分かりでしょうか。それは「時間」です。どんなにお金持ちでも時間を購入することはできません。それともう一つは「健康」です。

この二つは実は密接に関わり合っています。元々「健康」だったとしても、その人がどんな生活習慣を持っていたか、どんな人生の時間を過ごしたかによって、「健康」が害される可能性は誰にでもあります。つまり、人に平等に与えられた「時間」をどのように過ごすかが、その人の「人生」を左右すると言っても過言ではないでしょう。

私は今までの半生を、主にエンタテインメント系のビジネスに費やしてきました。音楽、映画、ゲーム、インターネット系コンテンツなどです。元々自分が好きだったことを生業(なりわい)にできたことに感謝し、それを継続できたことを幸運だと思っています。

しかし、すべては自分の持っている時間をどのように使うかが課題であったと思っています。その時間を無駄なく、悔いなく使うのはもちろんのことですが、仮に「無駄」や「後悔」があったとしてもそれに気がつき、次はそれを回避すること、発生させないことを考えて生きてきました。

人生には、「無駄なこと」「無駄な時間」はありません。ただし、それに気がつき、次に活かすことが重要です。そして、そのサイクルを生きている中で常に意識することで、その人それぞれの次のステップに大きな気づきを与えてくれるのだと思います。

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