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これからの時代の「プロフェッショナル経営者」を考えてみる

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将来に向けたキャリアについて、またこれからの経営やマネジメントに必要な力とは何なのか。元「博報堂アイ・スタジオ」の代表取締役社長で現在は経営コンサルタントとして活躍する石川幸夫さんに寄稿していただきました。

PROFILE

石川幸夫
石川幸夫
パーソルキャリア i-common登録
広告会社博報堂の営業職として大手電気会社を担当。その後デジタル時代に向けた事業戦略部門「電脳体」の設立に参加。2000年「博報堂アイ・スタジオ」を設立し、代表取締役社長となる。2006年退職し、今は経営コンサルタントとして活躍中

将来に向けたキャリアアップ構築のポイント

■ 自分のキャリアプランを立てる

中長期で目指す職業のゴールに向けて取り組む上では、どのような経験を積み、どのようなスキルや能力を身につけるかなど自分なりの目標を明確にし、計画を立てることが大切です。

ゴールや目標が明確になれば、問題、課題、進捗を感じられやすくなりモチベーション・やりがいが高まる。プランに基づいて実行するということは、自分のキャリアの見える化につながります。  

■ キャリアプランの3つのポイント「スキル」「適性」「市場価値」

プランを立てる上で、大切なことが3つあります。それが、「スキル」「適性」「市場価値」です。

  1. スキル

情報収集力、理解力、企画力、提案力、表現力、説得力、実践力、プロデュース力など、自分の強みや個性となる「スキル」です。

  1. 適性

仕事を選ぶ際は、年収が高い、会社の規模が大きい、華やかな業界など見栄えを重視するより、自分の業務適性をしっかりと把握し、自分の強みから選ぶことが重要です。

  1. 市場価値

自分のスキルや経験に対する市場の評価がどのくらいなのか把握することです。 

■ 外部のネットワーク作りを大切に

上記の3つが見える化されたら、さまざまな分野のスペシャリストと幅広いネットワークを形成し、価値創造の活動を行います。既存組織の枠組みを超えて、外部の多様な専門知とのつながりを持ち、価値創造の種を取得します。

既存組織など枠組みを超えて越境地に点を打つ場合に重要なことは、他者が魅力を感じる「存在価値、または個の価値」を持つことです。その価値が大きければ大きいほど、他者との関係性の線が強く、太くなり、「線の形成」から「面の形成」への展開が強化されます。

これからの時代の「プロフェッショナル経営者」

多重化、複層化した市場を考えれば、さまざまな異分野の専門知を融合してこれまでにない新たな事業価値を創造する人材こそが今求められています。そんな人材が、プロフェッショナル経営者なのだと思います。

プロフェッショナルに求められるのは、さまざまな分野のスペシャリストと幅広いネットワークを形成し、プロジェクトに応じて最適な組織を編成し、リーダーシップを発揮する「プロデューサー力」です。プロデューサー力とは、

  • 「人の能力を見極める目」
  • 「人の強みを引き出す力」
  • 「人を束ね、組織する力」

この3つの要素で構成されます。プロフェッショナル経営者がプロデューサー力を発揮する上で大切なことは、「確固たる経営理念を持つ」「時代性を読む」「バランス感覚を持つ」です。

その上で人を大切にする確固たる経営理念と時代に応じた柔軟な変化対応力をあわせ持つ経営者こそが、プロデューサー力を遺憾なく発揮し、新たな価値を創造する真のプロフェッショナル経営者。

目先の技術論や情報などに振りまわされてはいけません。自分のキャリアをプランに基づいて、自分できちんと目標管理することが大切です。

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