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共働き世代の健康管理は、夫婦お互いの真のニーズ理解と共創力が不可欠

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健康管理は「10年後の自分への投資」ーー。そのように意識と日々の食生活を改革し、パートナーと実際の行動に移していくには何が必要か。日々、活躍するエグゼクティブと向き合い、転職をサポートするインテリジェンスエグゼクティブサーチのコンサルタント 片山いづみさんに寄稿していただきました。

PROFILE

インテリジェンスエグゼクティブサーチ コンサルタント 片山いづみ
片山いづみ
インテリジェンスエグゼクティブサーチ コンサルタント
インテリジェンスエグゼクティブサーチにてIT・インターネット、マーケティング、コンサルティングファーム、監査法人業界の担当として法人営業に従事。若手~エグゼクティブ層まで約200名の転職支援実績を有する。コンサルティングファーム、監査法人の各アドバイザリー職、事業会社のCTO、新規事業、海外事業職へのサポートに強みをもつ。栄養士。大学4年間で健康栄養学について学ぶ

エグゼクティブコンサルタントの片山です。この仕事を始めて約10年、各企業の経営層(執行役員、CXOクラス)とのパイプを保持し、ミドル~ハイクラスのコンフィデンシャル求人を元に、次世代リーダー層やエグゼクティブクラスの方のキャリア支援に累計300名携わってきました。

日々さまざまな方とお話させていただくなかで、常日頃感じ入ることがあります。それは、体調管理に怠りがないこと。またご自身だけでなく、家族の健康も踏まえてよく配慮されていることです。

そこで、今回は「共働き世代」にフォーカスを当て、仕事のパフォーマンスと密接に関わる健康管理についてお話します。共働き世代の男性にも女性にも、何か日々の生活を振り返るきっかけにしていただけたら嬉しいです。

健康管理は、10年後の自分への投資

私が健康管理について普段思うことは、多くのビジネスパーソンが「仕事に対してはプロ意識をもっているのに、健康管理に対するプロ意識が低いのはなぜか?」という点です。私は栄養学の勉強をして社会人となり、はたらく方々の健康管理に対する意識の低さが気がかりでした。

私が思うに、健康管理に対する意識の課題は、

  • 普段の生活で栄養について学ぶ機会がないこと(知識の不足)
  • 健康管理には正解がないため、孤独な戦いとなり甘えがはたらきやすいこと(継続性の難しさ)
  • 仕事のように「成果が出た」という結果がすぐにわかるものでないこと(健康管理に対するスタンス醸成の課題)

このように、健康管理に積極的に取り組むきっかけがなかったり、必要性を感じにくかったりすることが意識醸成の足かせになっていると思います。

私が最初にお伝えしたいことは、健康管理には「今食べているものは10年後の身体を作る」という観点が必要であること。そして、健康管理は「10年後の自分への投資」という意識をもって取り組み続けることが重要だということです。

例えば、日々なんとなく口にしているもの、よく食べるものの栄養や身体への効果・影響についてご存知でしょうか? 「考えたこともない」という方が多いかもしれませんが、そこに健康管理の意識を醸成するためのポイントがあります。

長期的に健康管理を継続させるためには、日々口にするものへ興味をもち、その食べ物がもつ栄養素・効果について知ることで、「目的志向」をもって食べるものを選択し、適切に摂り入れられるように変わっていけます。

まずは身近なものからで結構ですので、日々何気なく食べているものの栄養素を知り、不足している栄養素を補う食材は何かを探してみるといった感じで、始めてみてはいかがでしょうか。

健康な体は一日では作れません。「今は若いからまだ大丈夫」という意識は通用せず、「10年後、20年後の自分のために」健康に取り組む意識が、長くパフォーマンスを出し続けるビジネスパーソンには必要です。

パートナーとの「共創力」が、これからの健康を支える

長い人生、健康で快活な生活を送り、やりたいことをやって達成感を得ながら家庭生活も充実させる。そんな豊かな生活を送り続けるために、パートナーとの「共創力」も必要不可欠です。

「共創」とは、立場の異なる人びとが創造性を発揮し、活動を通じて「共に創る」こと。共創力と言われてもピンとこないかと思いますので、あるはたらく女性の葛藤を一例に、「共創力」について考えてみます。

女性の視点で共創力を考える:「妻・母」の責任感との戦い

前提として、女性は社会の考え方が柔軟になってきたとはいえ、「女性である自分が家族の健康を守る食事を作り、妻・母としての責任を果たさなければ」という責任感・使命感をもつものです。

「家族の健康は、私が作る食事が鍵を握っている」

そうした責任感を多かれ少なかれもっている女性にとって、食事を通じた健康管理とは意外と自分自身との孤独な戦いだったりします。

「今日も買った惣菜で済ませてしまった・・・」

「いつも代わり映えのしないレパートリーの繰り返しで家族に申し訳ないな・・・」

「今日は疲れたから料理を作りたくないな・・・(でも私が作らなきゃ誰が作るんだ!頑張ろう・・・)」

「子どものご飯、明日のお弁当を作らなきゃいけないけど、仕事で急なトラブル対応が入り時間が取れそうにない」

「仕事も家庭も中途半端・・・ 一体これでいいのだろうか・・・(他のはたらくママと比較して自信を失う・・・)」

自分の理想とする妻・母像と現実とのギャップに、男性が気づかぬうちに落ち込んでいる女性は少なくありません。 昨今のはたらく女性は、世代的に専業主婦の母親の元で育ったという方も多いかと思いますので、あるべき妻・母像とのギャップに人知れず葛藤していたり、自分なりの理想の妻・母像の模索に苦心している女性ビジネスパーソンもたくさんいらっしゃいます。

共創力を育む上で「女性側」では、葛藤や悩みを一人で抱えず、ときには弱音を吐き、パートナーに課題や悩みを共有し、協力してほしいことを依頼する勇気をもつこと(一人で完璧な妻・母像を背負わないこと)が大切です。

「男性側」では、日々のささいなことでも良いのでパートナーが何か悩んだり、助けを必要としていることはないか聞いてあげたり、どのような協力をしたら助けになれるのか声をかけてみることが大事です。

例えば、パートナーの女性が料理好きな方であれば、新しいメニューにチャレンジして家族が喜んだり、お子さまのお弁当に力を入れて喜ぶ顔を想像したりすることで、達成感や幸せを感じられるかもしれません。

そうした場合は、男性側から休日に一緒に料理を作る時間を意識的に設けるなどしてきっかけ(時間)を与えてあげたり、時短料理に活用できる便利グッズ(調理補助グッズや調理家具など)の購入を検討したりできます。日々の食事作りによる体力的負担の軽減や、食における「豊かさ・創造性」を追求する時間が増え、パートナーの方の精神的な負担を減らせるかもしれません。

一方で、はたらく女性の多くは日々の仕事や子育てで疲れも蓄積し、「食事作りを少しだけ休みたいとき」があるのも実態です。そうしたニーズ(欲求)に男性側が気づいた際には、外食や中食を上手く活用したり、ときには男性が料理するということも良いかと思います。

こうした、女性が人知れず悩んだり、責任を感じているところに寄り添って支えてくれるパートナーがいることは、はたらく女性にとってとても心強いと思います。そうした双方の理解する努力によって、より強固な信頼関係を築くことができると思いますし、変化の多い共働き世代の課題を乗り越えていくための「共創力」がつくと考えます。

いかがでしたか? 「健康管理」は目の前の必要性を感じにくいものではありますが、豊かな生活を送っていくためにはまぎれもなく健康な体が必要です。「もう少し歳を取ったら気をつけよう」ではなく、「現在食べているものが10年後の身体を作る」という意識で、ぜひご夫婦、パートナーと協力して取り組んでいただければと思います。

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